Microsoft Excel製品のセキュリティ機能バイパスの脆弱性(2020年6月)

high Nessus プラグイン ID 137264

概要

Microsoft Excel製品は、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

Microsoft Excel製品にセキュリティ更新プログラムがないため、セキュリティ機能バイパスの脆弱性による影響を受けます。この脆弱性を悪用した攻撃者が、システムにリモート画像を読み込ませる可能性があります。これにより、攻撃者にターゲットシステムのIPアドレスが漏洩する可能性があります。

ソリューション

Microsoftはこの問題を解決するために、以下のセキュリティ更新プログラムをリリースしています。
-KB4484415
-KB4484410
-KB4484403

Office 365、Office 2016 C2R、Office 2019の場合は、自動更新が有効になっていることを確認するか、任意のOfficeアプリを開いて手動で更新を実行します。

参考資料

https://support.microsoft.com/en-us/help/4484415

https://support.microsoft.com/en-us/help/4484410

https://support.microsoft.com/en-us/help/4484403

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 137264

ファイル名: smb_nt_ms20_jun_excel.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2020/6/9

更新日: 2022/6/10

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-1226

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:excel

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/6/9

脆弱性公開日: 2020/6/9

参照情報

CVE: CVE-2020-1225, CVE-2020-1226

IAVA: 2020-A-0249-S

MSFT: MS20-4484403, MS20-4484410, MS20-4484415

MSKB: 4484403, 4484410, 4484415