Microsoft Team Foundation Serverのセキュリティ更新プログラム(2020年6月)

medium Nessus プラグイン ID 137270

概要

Microsoft Team Foundation Serverは、HTMLインジェクションの脆弱性の影響を受けます。

説明

Microsoft Team Foundation Serverにセキュリティ更新プログラムがありません。このため、ユーザー入力を適切にサニタイズしていないために、HTMLインジェクションの脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用して、スクリプトまたはコンテンツインジェクション攻撃を仕掛け、秘密情報を漏洩するようにユーザーを誘導する可能性があります。

ソリューション

Microsoftはこれらの問題に対応するために、以下の更新プログラムをリリースしています。
- Team Foundation Server 2017 Update 3.1 w/パッチ11
- Team Foundation Server 2018 Update 3.2 w/パッチ11
- Azure DevOps Server 2019 Update 0.1 w/パッチ6
- Azure DevOps Server 2019 Update 1.1 w/パッチ3

ベンダーのガイダンスを参照して、適用するバージョンとパッチを判断してください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?f6ee4c5f

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 137270

ファイル名: smb_nt_ms20_jun_team_foundation_server.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2020/6/9

更新日: 2021/3/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2020-1327

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.1

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:azure_devops_server, cpe:/a:microsoft:visual_studio_team_foundation_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/6/9

脆弱性公開日: 2020/6/9

参照情報

CVE: CVE-2020-1327