Debian DSA-4716-1: docker.io - セキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 138105

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Etienne Campetier氏が、デフォルトでIPv6ルーターアドバタイズメントを受け入れるネットワークブリッジがLinuxコンテナランタイムであるDockerによって作成されることを発見しました。これにより、攻撃者がコンテナ内のCAP_NET_RAW機能を使用してルーターアドバタイズを偽装し、情報漏洩またはサービス拒否を引き起こす可能性があります。

ソリューション

docker.ioパッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(buster)では、この問題はバージョン18.09.1+dfsg1-7.1+deb10u2で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=962141

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/docker.io

https://packages.debian.org/source/buster/docker.io

https://www.debian.org/security/2020/dsa-4716

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 138105

ファイル名: debian_DSA-4716.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/7/6

更新日: 2024/3/4

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.0

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6

現状値: 4.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-13401

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6

現状値: 5.2

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:L

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:debian:debian_linux:10.0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:docker.io

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/7/2

脆弱性公開日: 2020/6/2

参照情報

CVE: CVE-2020-13401

DSA: 4716