Debian DSA-4730-1: ruby-sanitize - セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 138650

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Michal Bentkowski氏は、特定の要素を許可する「relaxed」またはカスタム構成を使用する際に、ホワイトリストベースのHTMLサニタイザーであるruby-sanitizeがHTMLサニタイズバイパスに脆弱であることを発見しました。
<math>または<svg>要素のコンテンツは、mathおよびsvgが許可リストにない場合でも正しくサニタイズされないことがあります。

ソリューション

ruby-sanitizeパッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(buster)では、この問題はバージョン4.6.6-2.1~deb10u1で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=963808

http://www.nessus.org/u?e8efe62e

https://packages.debian.org/source/buster/ruby-sanitize

https://www.debian.org/security/2020/dsa-4730

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 138650

ファイル名: debian_DSA-4730.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/7/20

更新日: 2024/2/29

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-4054

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.3

現状値: 6.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:ruby-sanitize, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/7/19

脆弱性公開日: 2020/6/16

参照情報

CVE: CVE-2020-4054

DSA: 4730