Debian DLA-2331-1: posgresql-9.6セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 139629

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

Andres Freund氏は、PostgreSQLデータベースシステムに問題を発見しました。これにより、スーパーユーザーが特定の「CREATE EXTENSION」ステートメントを実行する際に、制御されない検索パスにより、ユーザーが昇格した権限で任意のSQL関数を実行できる可能性があります。

Debian 9「Stretch」では、この問題はバージョン9.6.19-0+deb9u1で修正されています。

お使いのposgresql-9.6パッケージをアップグレードすることを推奨します。

posgresql-9.6の詳細なセキュリティステータスについては、そのセキュリティトラッカーページを参照してください:
https://security-tracker.debian.org/tracker/posgresql-9.6

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるposgresql-9.6パッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/08/msg00028.html

http://www.nessus.org/u?a3a3d42c

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 139629

ファイル名: debian_DLA-2331.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/8/18

更新日: 2020/12/4

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.4

現状値: 3.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-14350

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.3

現状値: 6.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:posgresql-9.6, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/8/17

脆弱性公開日: 2020/8/24

参照情報

CVE: CVE-2020-14350

IAVB: 2020-B-0047-S