Debian DSA-4758-1: xorg-server - セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 140299

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

複数の脆弱性がX.Org Xサーバーで発見されました。
Xサーバーがroot権限で実行するように構成されている場合、Xサーバー拡張に入力サニタイズがないために、ローカルの権限昇格が発生する可能性があります。さらに、ASLRバイパスが修正されました。

ソリューション

xorg-server パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(buster)では、これらの問題はバージョン2:1.20.4-1+deb10u1で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=968986

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/xorg-server

https://packages.debian.org/source/buster/xorg-server

https://www.debian.org/security/2020/dsa-4758

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 140299

ファイル名: debian_DSA-4758.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/9/8

更新日: 2020/9/17

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.6

現状値: 3.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-14362

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 6.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:xorg-server, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/9/4

脆弱性公開日: 2020/8/5

参照情報

CVE: CVE-2020-14345, CVE-2020-14346, CVE-2020-14347, CVE-2020-14361, CVE-2020-14362

DSA: 4758