Exchangeのセキュリティ更新プログラム(2020年9月)

high Nessus プラグイン ID 140427

概要

リモートホストにインストールされているMicrosoft Exchange Serverにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

リモートホストにインストールされているMicrosoft Exchange Serverにセキュリティ更新プログラムがありません。したがって、以下の脆弱性の影響を受けます。

- ソフトウェアがメモリ内のオブジェクトを適切に処理しないとき、リモートでコードが実行される脆弱性がMicrosoft Exchangeソフトウェアにあります。脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、システムユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または新規アカウントの作成をする可能性があります。この脆弱性を悪用するには、特別に細工されたメールを脆弱なExchangeサーバーに送信する必要があります。セキュリティ更新プログラムは、Microsoft Exchangeがメモリでオブジェクトを処理する方法を修正することにより、脆弱性に対応します。
(CVE-2020-16875)

ソリューション

Microsoftはこの問題に対応するためにKB4577352をリリースしています。

参考資料

http://www.nessus.org/u?9455d8ba

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 140427

ファイル名: smb_nt_ms20_sep_exchange.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2020/9/8

更新日: 2024/2/21

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.2

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9

現状値: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-16875

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.4

現状値: 7.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:R/S:C/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:exchange_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/9/8

脆弱性公開日: 2020/9/8

エクスプロイト可能

Metasploit (Microsoft Exchange Server DlpUtils AddTenantDlpPolicy RCE)

参照情報

CVE: CVE-2020-16875

IAVA: 2020-A-0413-S

MSFT: MS20-4577352

MSKB: 4577352