Debian DLA-2389-1: ruby-rack-corsセキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 141131

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

このパッケージでは、リソースの照合でパス名が正規の形式であることを確認していなかったため、.. /ディレクトリトラバーサルによりプライベートリソースにアクセスすることが可能になっていました。

Debian 9「Stretch」では、この問題はバージョン0.4.0-1+deb9u2で修正されています。

使用しているruby-rack-corsのパッケージをアップグレードするようお勧めします。

ruby-rack-corsの詳細なセキュリティステータスについては、そのセキュリティトラッカーページを参照してください:
https://security-tracker.debian.org/tracker/ruby-rack-cors

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるruby-rack-corsパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/10/msg00000.html

https://packages.debian.org/source/stretch/ruby-rack-cors

http://www.nessus.org/u?2a87bed2

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 141131

ファイル名: debian_DLA-2389.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/10/5

更新日: 2024/2/16

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 1.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2019-18978

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 5.3

現状値: 4.6

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:ruby-rack-cors, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/10/1

脆弱性公開日: 2019/11/14

参照情報

CVE: CVE-2019-18978