Debian DLA-2444-1: tcpdump セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 142825

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

tcpdump 4.9.3のppp de-capsulatorは、大量のメモリを割り当てるよう誘導できます。

バッファは、キャプチャしたデータを保持するのに十分な大きさである必要がありますが、すべてをキャプチャしていない場合は、ネットワーク上のパケット全体を保持するほどの大きさである必要はありません。

Debian 9「Stretch」では、この問題はバージョン4.9.3-1~deb9u2で修正されています。

tcpdump パッケージをアップグレードすることを推奨します。

tcpdumpの詳細なセキュリティステータスについては、そのセキュリティトラッカーページを参照してください:
https://security-tracker.debian.org/tracker/tcpdump

注: Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける tcpdump パッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2020/11/msg00018.html

https://packages.debian.org/source/stretch/tcpdump

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/tcpdump

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 142825

ファイル名: debian_DLA-2444.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2020/11/12

更新日: 2020/11/20

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2020-8037

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:tcpdump, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/11/10

脆弱性公開日: 2020/11/4

参照情報

CVE: CVE-2020-8037