Microsoft Office製品のセキュリティ更新プログラム(2020年12月)

high Nessus プラグイン ID 143555

概要

Microsoft Office製品は、リモートコード実行による複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

Microsoft Office製品にセキュリティ更新プログラムがありません。したがって、リモートでコードが実行される複数の脆弱性の影響を受けます。攻撃者がこれを悪用して認証をバイパスし、認証されていない任意のコマンドを実行する可能性があります。

Nessusはこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

Microsoftはこれらの問題を解決するために、以下のセキュリティ更新プログラムをリリースしています。
-KB4486698
-KB4493140
-KB4486757

Office 365、Office 2016 C2R、Office 2019の場合は、自動更新が有効になっていることを確認するか、任意のOfficeアプリを開いて手動で更新を実行します。

参考資料

http://www.nessus.org/u?8b5beafd

http://www.nessus.org/u?c6f9bfee

http://www.nessus.org/u?f71d8d98

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 143555

ファイル名: smb_nt_ms20_dec_office.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2020/12/8

更新日: 2024/2/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-17128

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 6.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2020/12/8

脆弱性公開日: 2020/12/8

参照情報

CVE: CVE-2020-17122, CVE-2020-17128

IAVA: 2020-A-0557-S, 2021-A-0017-S

MSFT: MS20-4486698, MS20-4486757, MS20-4493140

MSKB: 4486698, 4486757, 4493140