Microsoft Exchange Serverのセキュリティ更新プログラム(2020年12月)

critical Nessus プラグイン ID 143557

概要

リモートホストにインストールされているMicrosoft Exchange Serverは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされているMicrosoft Exchange Serverにセキュリティ更新プログラムがありません。そのため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- リモートコード実行の脆弱性攻撃者がこれを悪用して、権限のない任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2020-17117、CVE-2020-17132、CVE-2020-17141、CVE-2020-17142)

- 情報漏えいの脆弱性。攻撃者がこれを悪用し、秘密情報を漏えいさせる可能性があります。(CVE-2020-17143)

ソリューション

Microsoftはこの問題を解決するために、以下のセキュリティ更新プログラムをリリースしています。
-KB4593465
-KB4593466

参考資料

http://www.nessus.org/u?923093df

http://www.nessus.org/u?6a67cb27

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 143557

ファイル名: smb_nt_ms20_dec_exchange.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2020/12/8

更新日: 2022/12/5

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.2

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9

現状値: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-17117

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.1

現状値: 8.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:F/RL:O/RC:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-17142

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:exchange_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2020/12/8

脆弱性公開日: 2020/12/8

エクスプロイト可能

Metasploit (Microsoft Exchange Server DlpUtils AddTenantDlpPolicy RCE)

参照情報

CVE: CVE-2020-17117, CVE-2020-17132, CVE-2020-17141, CVE-2020-17142, CVE-2020-17143

IAVA: 2020-A-0554-S

MSFT: MS20-4593465, MS20-4593466

MSKB: 4593465, 4593466