Microsoft Excel 製品のセキュリティ更新プログラム(2021年1月)

high Nessus プラグイン ID 144879

概要

Microsoft Excel製品は、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

Microsoft Excel製品にセキュリティ更新プログラムがありません。
そのため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- リモートコード実行の脆弱性。攻撃者がこれを悪用して認証をバイパスし、認証されていない任意のコマンドを実行する可能性があります。(CVE-2021-1713、CVE-2021-1714)

ソリューション

Microsoftはこの問題を解決するために、以下のセキュリティ更新プログラムをリリースしています。
-KB4493186
-KB4493165
-KB4493176

Office 365、Office 2016 C2R、Office 2019の場合は、自動更新が有効になっていることを確認するか、任意のOfficeアプリを開いて手動で更新を実行します。

参考資料

http://www.nessus.org/u?8e7849d0

http://www.nessus.org/u?79c23be5

http://www.nessus.org/u?644d89eb

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 144879

ファイル名: smb_nt_ms21_jan_excel.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2021/1/12

更新日: 2022/12/7

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2021-1714

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 6.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office, cpe:/a:microsoft:excel

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2021/1/12

脆弱性公開日: 2021/1/12

参照情報

CVE: CVE-2021-1713, CVE-2021-1714

IAVA: 2021-A-0016-S

MSFT: MS21-4493165, MS21-4493176, MS21-4493186

MSKB: 4493165, 4493176, 4493186