dnsmasq < 2.83の複数の脆弱性(DNSPOOQ)

high Nessus プラグイン ID 145073

概要

リモートDNS/DHCPサービスが、複数の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされているdnsmasqのバージョンは、 2.83より前です。そのため、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- DNSSEC実装における複数のリモートバッファオーバーフロー。(CVE-2020-25681、CVE-2020-25682、CVE-2020-25683、CVE-2020-25687)

- UDP DNSキャッシュポイゾニングの脆弱性(CVE-2020-25684)

- 既知の脆弱なハッシュ関数の使用。(CVE-2020-25685)

- 複数の同時DNSクエリを処理する際の問題。(CVE-2020-25686)

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

dnsmasq 2.83以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.thekelleys.org.uk/dnsmasq/CHANGELOG

https://www.jsof-tech.com/disclosures/dnspooq/

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 145073

ファイル名: dnsmasq_2_83.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: remote

ファミリー: DNS

公開日: 2021/1/19

更新日: 2022/12/7

設定: パラノイドモードの有効化

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 8.3

現状値: 6.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2020-25682

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.1

現状値: 7.1

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:thekelleys:dnsmasq

必要な KB アイテム: Settings/ParanoidReport, dns_server/version

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2021/1/19

脆弱性公開日: 2021/1/19

参照情報

CVE: CVE-2020-25681, CVE-2020-25682, CVE-2020-25683, CVE-2020-25684, CVE-2020-25685, CVE-2020-25686, CVE-2020-25687

IAVA: 2021-A-0041