DebianDSA-4849-1:firejail - セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 146357

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

Roman Fiedler氏は、信頼できないアプリケーションの実行環境を制限するサンドボックスプログラムであるfirejailのOverlayFSコードに、root権限昇格を引き起こす可能性がある脆弱性を発見しました。この更新により、firejailでのOverlayFSサポートが無効になります。

ソリューション

firejailパッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(buster)では、この問題はバージョン0.9.58.2-2+deb10u2で修正されています。

参考資料

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/firejail

https://packages.debian.org/source/buster/firejail

https://www.debian.org/security/2021/dsa-4849

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 146357

ファイル名: debian_DSA-4849.nasl

バージョン: 1.4

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2021/2/10

更新日: 2024/1/22

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

現状値: 5.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2021-26910

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7

現状値: 6.3

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:firejail, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2021/2/9

脆弱性公開日: 2021/2/8

参照情報

CVE: CVE-2021-26910

DSA: 4849