DebianDLA-2668-1:sambaのセキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 150107

概要

リモートのDebianホストにセキュリティ更新プログラムがありません。

説明

Unix用のSMB/CIFSファイル、印刷、ログインサーバーであるSambaに、複数の脆弱性が発見されました。

CVE-2019-10218

sambaクライアントに欠陥が見つかりました。悪意のあるサーバーが区切り文字を含むクライアントへのパス名を指定する可能性があります。これにより、クライアントが、SMBネットワークパス名の外部にあるファイルやフォルダーにアクセスする可能性があります。攻撃者が、この脆弱性を利用して、クライアントユーザーの権限で現在の作業ディレクトリの外部でファイルを作成する可能性があります。

CVE-2019-14833

Sambaがユーザーパスワードの変更またはsambaユーザーの新しいパスワードを処理する方法に、欠陥が見つかりました。Samba Active Directoryドメインコントローラーは、カスタムスクリプトを使用してパスワードの複雑性をチェックするように構成できます。この構成では、非ASCII文字がパスワードに使用されると、パスワードの複雑性を検証できない可能性があります。このため、sambaユーザーに対して弱いパスワードが設定され、辞書攻撃に脆弱になる可能性があります。

CVE-2019-14847

sambaに欠陥が見つかりました。攻撃者がdirsyncを介してAD DC LDAPサーバーをクラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす可能性があります。この問題では、権限昇格は不可能です。

CVE-2019-14861

Sambaに問題があり、(正式名称ではない)dnsserver RPCパイプが、DNSレコードとゾーンを修正するための管理機能を提供します。
AD DCとして動作している場合、SambaはDNSレコードをLDAPに保存します。ADでは、DNSパーティションのデフォルト権限により、認証されたユーザーによる新しいレコードの作成が許可されます。これは、たとえば、マシンがDNSで自己登録できるようにするために使用されます。大文字小文字を区別せずにゾーンの名前に一致するDNSレコードが作成された場合、ldb_qsort()およびdns_name_compare()ルーチンは、DnssrvEnumRecords()またはDnssrvEnumRecords2()に応答するときに混乱して、DNSエントリのリスティングの前にメモリを読み取り、無効なメモリをポインターとして追跡する可能性があります。

CVE-2019-14870

Sambaに問題があり、クライアントのすべてのチケットがnon-forwardableとなるよう強制することで、これらのクライアントのサブセットがS4U2Selfまたは通常のKerberos認証のいずれかの方法で制約のある委任から選択される可能性のある機能が、S4U(MS-SFU)のKerberos委任モデルに含まれます。ADではこれは、delegation_not_allowed(別名非委任)のユーザー属性によって実装されており、disallow-forwardableに変換されます。ただし、Samba AD DCはS4U2Selfに対してはそれを行わず、なりすまされたクライアントにnot-delegatedのフラグが設定されている場合でもforwardableのフラグを設定します。

CVE-2019-14902

sambaに問題があり、サブツリーを作成または変更する権利の削除がすべてのドメインコントローラーで自動的に取り消されません。

CVE-2019-14907

Sambaに問題があり、「ログレベル = 3」(以上)に設定されている場合に、クライアントから得られた文字列が文字変換に失敗した後に印刷されます。このような文字列は、NTLMSSP認証交換中に提供される可能性があります。特にSamba AD DCでは、これにより長寿命プロセス(RPCサーバーなど)が終了する可能性があります。(ファイルサーバーの場合、最も可能性の高いターゲットであるsmbdは、クライアントごとのプロセスとして動作するため、クラッシュは無害です)。

CVE-2021-20254

Sambaに欠陥が見つかりました。Samba smbdファイルサーバーは、WindowsグループID(SID)をunixグループID(gids)にマップする必要があります。これを実行するコードに欠陥があり、負のキャッシュエントリがマッピングキャッシュに追加された場合に、配列の末尾を超えてデータを読み取る可能性があります。これにより、呼び出しコードが、ユーザーのグループメンバーシップを保存するプロセストークンにこれらの値を返す可能性があります。この脆弱性が最大の脅威となるのは、データの機密性と整合性です。

Debian 9 'Stretch'では、これらの問題はバージョン2:4.5.16+dfsg-1+deb9u4で修正されています。

お使いのsambaパッケージをアップグレードすることを推奨します。

sambaの詳細なセキュリティステータスについては、そのセキュリティトラッカーページを参照してください: https://security-tracker.debian.org/tracker/samba

注:Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをDLAセキュリティアドバイザリーから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるパッケージをアップグレードしてください。

関連情報

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2021/05/msg00023.html

https://packages.debian.org/source/stretch/samba

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/samba

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 150107

ファイル名: debian_DLA-2668.nasl

バージョン: 1.3

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2021/6/1

更新日: 2022/5/10

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

Base Score: 6.4

Temporal Score: 4.7

ベクトル: AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:N

現状ベクトル: E:U/RL:OF/RC:C

CVSS スコアのソース: CVE-2019-14870

CVSS v3

リスクファクター: Medium

Base Score: 6.8

Temporal Score: 5.9

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N

現状ベクトル: E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:ctdb, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libnss-winbind, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libpam-winbind, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libparse-pidl-perl, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libsmbclient, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libsmbclient-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libwbclient-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libwbclient0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:python-samba, p-cpe:/a:debian:debian_linux:registry-tools, p-cpe:/a:debian:debian_linux:samba, p-cpe:/a:debian:debian_linux:samba-common, p-cpe:/a:debian:debian_linux:samba-common-bin, p-cpe:/a:debian:debian_linux:samba-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:samba-dsdb-modules, p-cpe:/a:debian:debian_linux:samba-libs, p-cpe:/a:debian:debian_linux:samba-testsuite, p-cpe:/a:debian:debian_linux:samba-vfs-modules, p-cpe:/a:debian:debian_linux:smbclient, p-cpe:/a:debian:debian_linux:winbind, cpe:/o:debian:debian_linux:9.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2021/5/29

脆弱性公開日: 2019/11/6

参照情報

CVE: CVE-2019-10218, CVE-2019-14833, CVE-2019-14847, CVE-2019-14861, CVE-2019-14870, CVE-2019-14902, CVE-2019-14907, CVE-2021-20254