KB5005089: Windows 7 および Windows Server 2008 R2 セキュリティ更新 (2021 年 8 月)

critical Nessus プラグイン ID 152436

概要

リモートの Windows ホストは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストに、セキュリティ更新プログラム 5005089 または累積的な更新プログラム 5005088 がありません。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます。

- 権限昇格の脆弱性。攻撃者がこれを悪用して、昇格された権限を取得する可能性があります。
(CVE-2021-26425, CVE-2021-34483, CVE-2021-34484, CVE-2021-34537, CVE-2021-36927)

- セッションスプーフィングの脆弱性。攻撃者がこれを悪用し、別のユーザーの権限で操作を実行する可能性があります。(CVE-2021-36942)

- リモートコード実行の脆弱性。攻撃者がこれを悪用して認証をバイパスし、認証されていない任意のコマンドを実行する可能性があります。(CVE-2021-26424、CVE-2021-34533、CVE-2021-34535、CVE-2021-36936、CVE-2021-36937、CVE-2021-36947)

- メモリ破損の脆弱性。攻撃者がこれを悪用して、メモリを破損させ、システム/アプリケーション内で予期しない動作を引き起こす可能性があります。
(CVE-2021-34480)

ソリューション

セキュリティのみの更新プログラムKB5005089、または累積的な更新プログラムKB5005088を適用します。

参考資料

http://www.nessus.org/u?383d9541

http://www.nessus.org/u?7d931097

http://www.nessus.org/u?0fe73cef

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 152436

ファイル名: smb_nt_ms21_aug_5005089.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2021/8/10

更新日: 2023/12/29

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Frictionless Assessment AWS, Frictionless Assessment Azure, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.5

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS スコアのソース: CVE-2021-36936

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.9

現状値: 9.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

CVSS スコアのソース: CVE-2021-26424

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2021/8/10

脆弱性公開日: 2021/8/10

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2021/11/17, 2022/4/21

参照情報

CVE: CVE-2021-26424, CVE-2021-26425, CVE-2021-34480, CVE-2021-34481, CVE-2021-34483, CVE-2021-34484, CVE-2021-34533, CVE-2021-34535, CVE-2021-34537, CVE-2021-36927, CVE-2021-36936, CVE-2021-36937, CVE-2021-36942, CVE-2021-36947

IAVA: 2021-A-0373-S, 2021-A-0374-S

MSFT: MS21-5005036, MS21-5005088, MS21-5005089

MSKB: 5005036, 5005088, 5005089