Microsoft Office 製品のセキュリティ更新プログラム (2022 年 8 月)

high Nessus プラグイン ID 163950

概要

Microsoft Office 製品は、リモートコード実行による脆弱性の影響を受けます。

説明

Microsoft Office 製品に、セキュリティ更新プログラムがありません。したがって、以下の脆弱性の影響を受けます。

- リモートコード実行の脆弱性。攻撃者がこれを悪用して認証をバイパスし、認証されていない任意のコマンドを実行する可能性があります。(CVE-2022-34717)

Nessus はこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ソリューション

Microsoft はこの問題を解決するために、以下のセキュリティ更新プログラムをリリースしています。
-KB4462148
-KB4462142

Office 365、Office 2016 C2R、Office 2019 の場合は、自動更新が有効になっていることを確認するか、任意の Office アプリを開いて手動で更新を実行します。

参考資料

https://support.microsoft.com/en-us/help/4462148

https://support.microsoft.com/en-us/help/4462142

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 163950

ファイル名: smb_nt_ms22_aug_office.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2022/8/9

更新日: 2022/12/7

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2022-34717

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2022/8/9

脆弱性公開日: 2022/8/9

参照情報

CVE: CVE-2022-34717

IAVA: 2022-A-0316-S

MSFT: MS22-4462142, MS22-4462148

MSKB: 4462142, 4462148