Debian DLA-3153-1: libksba - LTS セキュリティ更新

critical Nessus プラグイン ID 166182

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

リモートの Debian 10 ホストには、dla-3153 のアドバイザリに記載された脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

- Libksba ライブラリに、CRL パーサー内の整数オーバーフローによる脆弱性が見つかりました。この脆弱性は、悪意のある S/MIME 添付ファイルなどの特別に細工されたデータをアプリケーションに渡すことで、リモートで悪用され、ターゲットシステムでコードが実行される可能性があります。(CVE-2022-3515)

Nessus はこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

ソリューション

libksba パッケージをアップグレードしてください。

Debian 10 Buster では、この問題はバージョン 1.3.5-2+deb10u1 で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=1021928

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/libksba

https://www.debian.org/lts/security/2022/dla-3153

https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2022-3515

https://packages.debian.org/source/buster/libksba

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 166182

ファイル名: debian_DLA-3153.nasl

バージョン: 1.6

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2022/10/18

更新日: 2023/10/9

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

現状値: 7.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2022-3515

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

現状値: 8.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libksba-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libksba-mingw-w64-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libksba8, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2022/10/17

脆弱性公開日: 2022/10/17

参照情報

CVE: CVE-2022-3515

IAVA: 2023-A-0072