Debian DLA-3655-1 : lwip - LTS セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 185980

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。

説明

リモートの Debian 10 ホストには、dla-3655 のアドバイザリに記載された脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

- Free Software Foundation lwIP バージョン git head の icmp6_send_response_with_addrs_and_netif() 関数にバッファオーバーフローの脆弱性があり、攻撃者が細工された ICMPv6 パケットを介して機密情報にアクセスする可能性があります。(CVE-2020-22283)

Nessus はこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

ソリューション

lwip パッケージをアップグレードしてください。

Debian 10 buster では、この問題はバージョン 2.0.3-3+deb10u2 で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=991646

https://security-tracker.debian.org/tracker/source-package/lwip

https://www.debian.org/lts/security/2023/dla-3655

https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2020-22283

https://packages.debian.org/source/buster/lwip

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 185980

ファイル名: debian_DLA-3655.nasl

バージョン: 1.0

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2023/11/18

更新日: 2023/11/18

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2020-22283

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:liblwip-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:liblwip-doc, p-cpe:/a:debian:debian_linux:liblwip0, cpe:/o:debian:debian_linux:10.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2023/11/18

脆弱性公開日: 2021/7/22

参照情報

CVE: CVE-2020-22283