MS06-001:グラフィックレンダリングエンジンの脆弱性により、コードを実行できることがあります(912919)

high Nessus プラグイン ID 20382

概要

不正な形式のファイルを被害者に送信することで、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートホストには、グラフィックレンダリングエンジンでの、および Windows がメタファイルを扱う方法でのいくつかの脆弱性を、修正する重要なセキュリティ更新が欠落しているバージョンの Microsoft Windows が、含まれています。

攻撃者は、これらの欠陥を悪用して、リモートホストで任意のコードを実行することがあります。この欠陥を悪用するには、攻撃者は、特別に作り上げられた Windows メタファイル(WMF)をリモートホスト上のユーザーに送信するか、そのようなファイルが含まれている不正な Web サイトを訪問するようにユーザーを誘導する必要があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP SP2、2003 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2006/ms06-001

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 20382

ファイル名: smb_nt_ms06-001.nasl

バージョン: 1.37

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2006/1/5

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.8

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2006/1/5

脆弱性公開日: 2005/12/27

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

Metasploit (Windows XP/2003/Vista Metafile Escape() SetAbortProc Code Execution)

参照情報

CVE: CVE-2005-4560

BID: 16074

CERT: 181038

MSFT: MS06-001

MSKB: 912919