MS08-021:GDI の脆弱性により、リモートコードを実行できることがあります(948590)

high Nessus プラグイン ID 31794

概要

不正な形式のファイルを被害者に送信することで、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートホストに含まれているバージョンの Microsoft Windows には、グラフィックレンダリングエンジン、および Windows がメタファイルを処理する方法にあるいくつかの脆弱性を修正する、重要なセキュリティ更新が欠落しています。

攻撃者は、これらの欠陥を悪用して、リモートホストで任意のコードを実行することがあります。この欠陥を悪用するには、攻撃者は、リモートホスト上のユーザーに特別に作り上げられたイメージを送信するか、そのようなファイルが含まれている不正な Web サイトを訪問するようにユーザーを誘導する必要があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP、2003、Vista 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2008/ms08-021

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 31794

ファイル名: smb_nt_ms08-021.nasl

バージョン: 1.31

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2008/4/8

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.2

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2008/4/8

脆弱性公開日: 2008/4/8

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2008-1083, CVE-2008-1087

BID: 28570, 28571

CWE: 119

MSFT: MS08-021

MSKB: 948590