MS09-007:SChannel の脆弱性により、なりすましをできることがあります(960225)

high Nessus プラグイン ID 35823

概要

ユーザーの ID になりすますことができる可能性があります。

説明

リモートバージョンの Windows に含まれる
セキュアチャンネル(SChannel)認証コンポーネントが、一部の Transport Layer Security(TLS)ハンドシェイクメッセージを
十分に検証しません。その結果、認証に使用される証明書にリンクされた秘密鍵に対して、
クライアントが実際にアクセス権を持っているかが確認されません。ユーザーの証明書の公開鍵コンポーネントに
アクセスできる攻撃者は、この問題を利用することで、証明書ベースの認証を使用する Web サーバーなどのサービスに対してそのユーザーとして認証することや、そのユーザーになりすますことができる可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP、2003、Vista、および 2008 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2009/ms09-007

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 35823

ファイル名: smb_nt_ms09-007.nasl

バージョン: 1.29

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2009/3/11

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2009/3/10

脆弱性公開日: 2009/3/10

参照情報

CVE: CVE-2009-0085

BID: 34015

CWE: 287

MSFT: MS09-007

MSKB: 960225