MS09-022:Windows の印刷スプーラーの脆弱性により、リモートコードを実行できることがあります(961501)

critical Nessus プラグイン ID 39344

概要

スプーラーサービスの欠陥により、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモート Windows ホストにインストールされているバージョンの印刷スプーラーサービスは、以下の脆弱性の 1 つ以上の影響を受けます。

- バッファオーバーフロー脆弱性により、認証されていないリモート攻撃者が、SYSTEM 権限を使って任意のコードを実行できることがあります。(CVE-2009-0228)

- 特別に作り上げられたセパレータページを使用して、ローカルユーザーが、影響を受けているシステムの任意のファイルを読み取ることや印刷することができます。
(CVE-2009-0229)

- 特別に作り上げられた RPC メッセージを使用して、「プリンタを管理」権限があるユーザーがスプーラーに任意の DLL をロードし、昇格した権限で任意のコードを実行できます。(CVE-2009-0230)

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP、2003、Vista、および 2008 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2009/ms09-022

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 39344

ファイル名: smb_nt_ms09-022.nasl

バージョン: 1.24

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2009/6/10

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: Critical

Base Score: 10

Temporal Score: 8.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2009/6/9

脆弱性公開日: 2009/6/9

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2009-0228, CVE-2009-0229, CVE-2009-0230

BID: 35206, 35208, 35209

CWE: 119, 200, 264

MSFT: MS09-022

MSKB: 961501