MS09-025:Windows カーネルの脆弱性により、権限を昇格できることがあります(968537)

high Nessus プラグイン ID 39347

概要

リモート Windows カーネルは、ローカル権限昇格脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストに含まれているバージョンの Windows カーネルは、以下の複数の脆弱性の影響を受けます。

- Windows カーネルが一部のカーネルオブジェクトでの変更を適切に検証できないことにより、ローカルユーザーはカーネルモードで任意のコードを実行できます。(CVE-2009-1123)

- ユーザーモードから渡された特定のポインタの不十分な検証により、ローカルユーザーはカーネル モードで任意のコードを実行できます。(CVE-2009-1124)

- Windows カーネルシステム呼び出しに渡された引数を適切に検証できないことにより、ローカルユーザーはカーネルモードで任意のコードを実行できます。(CVE-2009-1125)

- 特定のデスクトップパラメータの編集時にユーザー モードからカーネルに渡される入力の検証が不適切であることにより、ローカル ユーザーはカーネルモードで任意のコードを実行できます。(CVE-2009-1126)

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP、2003、Vista、および 2008 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2009/ms09-025

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 39347

ファイル名: smb_nt_ms09-025.nasl

バージョン: 1.25

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2009/6/10

更新日: 2023/4/25

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2009-1126

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2009/6/9

脆弱性公開日: 2009/6/9

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/3/24

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2009-1123, CVE-2009-1124, CVE-2009-1125, CVE-2009-1126

BID: 35120, 35121, 35238, 35240

CWE: 20

MSFT: MS09-025

MSKB: 968537