MS09-029:組み込まれている OpenType フォントエンジンの脆弱性により、リモート コードを実行できる可能性があります(961371)

high Nessus プラグイン ID 39792

概要

組み込まれている OpenType フォントエンジンを使用して、リモート Windows ホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモート Windows ホストに含まれている組み込み OpenType(EOT)フォントエンジンは、 EOT フォント技術が名前テーブルを、特別に作り上げられた組み込みフォントで解析する方法に起因する、複数のバッファオーバーフロー脆弱性の影響を受けます。

攻撃者は、影響を受けるシステム上のユーザーをトリックにかけて、特別に作り上げられた EOT フォントで表示されたコンテンツを表示させることができる場合、これらの問題を利用することで、ユーザーの権限の範囲内で任意のコードを実行できます。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP、2003、Vista、および 2008 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2009/ms09-029

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 39792

ファイル名: smb_nt_ms09-029.nasl

バージョン: 1.24

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2009/7/14

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2009/7/14

脆弱性公開日: 2009/7/14

参照情報

CVE: CVE-2009-0231, CVE-2009-0232

BID: 35186, 35187

CWE: 119, 189

MSFT: MS09-029

MSKB: 961371