MS09-051: Windows Media Runtimeの複数の脆弱性により、リモートコード実行の可能性があります(975682)

high Nessus プラグイン ID 42107

概要

Windows Media Formatファイルを介して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートのWindowsホストに含まれるWindows Media Runtimeのバージョンは、複数の脆弱性の影響を受けます。

- Window Media Speechコーデックを利用するファイルが、ASF パーサーにより不適切な方法で解析されます。リモートの攻撃者は、これを悪用してユーザーを騙し、特別に細工されたASFファイルを開かせることで、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2009-0555)

- 圧縮オーディオファイルの特定の関数がオーディオ圧縮マネージャーによって適切に初期化されていません。リモートの攻撃者は、これを悪用してユーザーを騙し、特別に細工されたメディアファイルを開かせることで、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2009-2525)

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP、2003、Vista、2008 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?07bcab7d

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 42107

ファイル名: smb_nt_ms09-051.nasl

バージョン: 1.28

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2009/10/13

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2009/10/13

脆弱性公開日: 2009/10/13

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2009-0555, CVE-2009-2525

BID: 36602, 36614

CWE: 94

IAVA: 2009-A-0091-S

MSFT: MS09-051

MSKB: 954155, 969878, 975025