MS09-070: Active Directory Federation Servicesのリモートコード実行可能脆弱性(971726)

high Nessus プラグイン ID 43062

概要

Microsoft Active Directory Federation Servicesを通じて、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートホストにインストールされているMicrosoft Active Directory Federation Services(ADFS)のバージョンは、次の脆弱性の影響を受けます。

- ADFSのシングルサインオン機能におけるセッション管理の検証が不十分なため、認証されているリモートユーザーが別のユーザーのIDを偽装する可能性があります。(CVE-2009-2508)

- 認証されたリモートユーザーがADFS対応Webサーバーに接続する際のリクエストヘッダー検証が不適切であるため、これが悪用されて、影響を受けるIISサーバーにおいて、Network Serviceアカウント権限での既定の設定であるWorker Process Identity(WPI)と同じ権限でアクションが実行される可能性があります。
(CVE-2009-2509)

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、2008 用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?041004d1

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 43062

ファイル名: smb_nt_ms09-070.nasl

バージョン: 1.23

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2009/12/8

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9

現状値: 6.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2009/12/8

脆弱性公開日: 2009/12/8

参照情報

CVE: CVE-2009-2508, CVE-2009-2509

BID: 37214, 37215

CWE: 20, 255

IAVA: 2009-A-0125-S

MSFT: MS09-070

MSKB: 971726