Debian DSA-1956-1：xulrunner - 複数の脆弱性

high Nessus プラグイン ID 44821

Language:

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

iceweasel Web ブラウザなどの XUL アプリケーション用 Runtime 環境である、 XULRunner で、複数のリモート脆弱性が発見されています。Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクトは次の問題を特定しています：

- CVE-2009-3986：
David James 氏が、window.opener プロパティが Chrome の権限昇格を引き起こす可能性があることを発見しました。

- CVE-2009-3985：
Jordi Chanel 氏は、document.location プロパティを使用する URL ロケーションバーのスプーフィングの脆弱性を発見しました。

- CVE-2009-3984：
Jonathan Morgan 氏は、安全な接続を示すアイコンが、document.location プロパティを通じて偽装される可能性があることを発見しました。

- CVE-2009-3983：
Takehiro Takahashi 氏は、NTLM 実装が反射攻撃に脆弱であることを発見しました。

- CVE-2009-3981：
Jesse Ruderman 氏は、レイアウトエンジンのクラッシュを発見しました。これにより、任意のコードが実行される可能性があります。

- CVE-2009-3979：
Jesse Ruderman 氏、Josh Soref 氏、Martin Wargers 氏、Jose Angel 氏、および Olli Pettay 氏は、レイアウトエンジンのクラッシュを発見しました。これにより、任意のコードが実行される可能性があります。