Debian DSA-1958-1:libtool - 権限昇格

medium Nessus プラグイン ID 44823

Language:

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

GNU libtool のシステム独立型 dlopen ラッパーである ltdl が、騙されて任意のディレクトリからモジュールをロードおよび実行する可能性があることが判明しました。これを利用して、libltdl を使用するアプリケーションを実行しているユーザーの権限で、任意のコードを実行される可能性があります。

ソリューション

libtool パッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(etch)では、この問題はバージョン 1.5.22-4+etch1 で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(lenny)では、この問題はバージョン 1.5.26-4+lenny1 で修正されています。

参考資料

https://www.debian.org/security/2009/dsa-1958

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 44823

ファイル名: debian_DSA-1958.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2010/2/24

更新日: 2021/1/4

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

現状値: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libtool, cpe:/o:debian:debian_linux:4.0, cpe:/o:debian:debian_linux:5.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2009/12/29

参照情報

CVE: CVE-2009-3736

BID: 37128

DSA: 1958