MS10-022:VBScript スクリプトエンジンの脆弱性により、リモートコードを実行できることがあります(981169)

high Nessus プラグイン ID 45509

概要

インストールされている VBScript スクリプトエンジンを介して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

インストールされているバージョンの VBScript スクリプトエンジンにより、攻撃者は、Web ページにダイアログボックスを表示しているときに、ヘルプファイルの場所を指定できます。このようなダイアログボックが表示されているときに、ユーザーをトリックにかけて、F1 キーを押させることができる場合、攻撃者はこれを利用して、Windows ヘルプシステムが、特別に作り上げられたヘルプファイルをロードするようにして、ユーザーの権限の範囲内で任意のコードを実行することがあります。

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-022

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 45509

ファイル名: smb_nt_ms10-022.nasl

バージョン: 1.23

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/4/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.6

現状値: 6.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/4/13

脆弱性公開日: 2010/2/26

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Metasploit (MS10-022 Microsoft Internet Explorer Winhlp32.exe MsgBox Code Execution)

参照情報

CVE: CVE-2010-0483

BID: 38463

CWE: 94

CERT: 612021

MSFT: MS10-022

MSKB: 981332, 981349, 981350