MS10-031:Microsoft Visual Basic for Applications のリモートコード実行可能な脆弱性(978213)

critical Nessus プラグイン ID 46313

Language:

概要

Visual Basic for Applications を介して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

インストールされている Visual Basic for Applications(VBA)のバージョンがドキュメントに埋め込まれている ActiveX コントロールを検索する方法に、スタックメモリ破損の脆弱性が存在します。

攻撃者が影響を受けるシステム上のユーザーを騙して、VBA をサポートする特別に細工されたドキュメントを開かせた場合、この脆弱性を利用して、そのユーザーの権限にしたがって任意のコードを実行する可能性があります。このドキュメントは、Word ドキュメント、Excel スプレッドシート、PowerPoint プレゼンテーション、またはサードパーティ製アプリケーションで処理されるものなど、VBA をサポートするあらゆる種類のものが該当する可能性があります。

注意:影響を受けた VBE6.DLL のコピーがサードパーティー製アプリケーションによってインストールされた場合は、更新のためにそのアプリケーションのベンダーに連絡する必要があるかもしません。

ソリューション

Microsoft は、Office、Visual Basic for Applications Runtime および SDK 用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

http://www.nessus.org/u?2126d8fa

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 46313

ファイル名: smb_nt_ms10-031.nasl

バージョン: 1.26

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/5/11

更新日: 2022/6/28

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2010-0815

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office, cpe:/a:microsoft:visual_basic

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/5/11

脆弱性公開日: 2010/5/11

参照情報

CVE: CVE-2010-0815

BID: 39931

MSFT: MS10-031

MSKB: 974945, 976321, 976380, 976382