MS10-032:Windows カーネルモードドライバの脆弱性により、権限を昇格できることがあります(979559)

high Nessus プラグイン ID 46839

概要

Windows カーネルは、権限を昇格できることがある複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモート Windows ホストで実行されているバージョンの Windows カーネルは、以下の脆弱性の 1 つ以上の影響を受けます。

- 特定のカーネルオブジェクトでの変更の不適切な検証により、ローカルの攻撃者が、カーネルモードで任意のコードを実行し、影響を受けるシステムを完全にコントロールできることがあります。(CVE-2010-0484)

- 新しいウィンドウを作成するときのパラメータの不適切な検証により、ローカルの攻撃者が、カーネルモードで任意のコードを実行し、影響を受けるシステムを完全にコントロールできることがあります。(CVE-2010-0485)

- Windows がグリフアウトライン情報をアプリケーションに提供する方法で発生する脆弱性により、ローカルの攻撃者が、カーネルモードで任意のコードを実行し、影響を受けるシステムを完全にコントロールできることがあります。
(CVE-2010-1255)

ソリューション

Microsoft は、Windows 2000、XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-032

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 46839

ファイル名: smb_nt_ms10-032.nasl

バージョン: 1.22

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/6/9

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/6/8

脆弱性公開日: 2010/6/8

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2010-0484, CVE-2010-0485, CVE-2010-1255

BID: 40508, 40569, 40570

MSFT: MS10-032

MSKB: 979559