Debian DSA-2088-1:wget - 入力サニタイズの欠落

medium Nessus プラグイン ID 48256

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概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

WWW からファイルをダウンロードするためのコマンドラインツールである wget が、ローカルファイル作成時にサーバー指定のファイル名を使用することが判明しました。いくつかのシナリオでは、これがコードの実行につながる可能性があります。

この更新後は、wget がサーバー指定のファイル名を無視するようになります。新しい --use-server-file-name オプションによる wget の起動が望ましくない場合には、旧式の挙動を復元することが可能です。

ソリューション

wget パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(lenny)では、この問題はバージョン 1.11.4-2+lenny2 で修正されています。

参考資料

https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=590296

https://www.debian.org/security/2010/dsa-2088

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 48256

ファイル名: debian_DSA-2088.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2010/8/6

更新日: 2021/1/4

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:wget, cpe:/o:debian:debian_linux:5.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/8/5

参照情報

CVE: CVE-2010-2252

DSA: 2088