MS10-048:Windows カーネルモードドライバーの権限昇格可能な脆弱性(2160329)

high Nessus プラグイン ID 48285

Language:

概要

Windows カーネルは、権限を昇格できることがある複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモート Windows ホストで実行されているバージョンの Windows カーネルは、以下の脆弱性の 1 つ以上の影響を受けます。

- システムコールに渡される引数が適切に検証されないため、サービス拒否が引き起こされる可能性があります。(CVE-2010-1887)

- 特定の詳細不明な例外が適切に処理されません。これにより、カーネルで任意のコードが実行される可能性があります。(CVE-2010-1894)

- ユーザーモードからのコピーを作成する際に、メモリが適切に割り当てられていません。これにより、権限昇格が引き起こされる可能性があります。(CVE-2010-1895)

- ユーザーモードからの詳細不明な入力が適切に検証されません。これにより、カーネルで任意のコードが実行される可能性があります。(CVE-2010-1896)

- 新しいウィンドウを作成する際に、詳細不明なパラメーターが適切に検証されません。これにより、カーネルで任意のコードが実行される可能性があります。
(CVE-2010-1897)

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-048

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 48285

ファイル名: smb_nt_ms10-048.nasl

バージョン: 1.21

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/8/11

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 7.2

Temporal Score: 6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/8/10

脆弱性公開日: 2010/4/22

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2010-1887, CVE-2010-1894, CVE-2010-1895, CVE-2010-1896, CVE-2010-1897

BID: 39630, 42206, 42210, 42245, 42250

MSFT: MS10-048

MSKB: 2160329