MS10-052: Microsoft MPEG Layer-3コーデックのリモートコード実行可能脆弱性(2115168)

high Nessus プラグイン ID 48289

概要

リモート Windows ホストのオーディオコーデックに、バッファオーバーフロー脆弱性があります。

説明

Windows Media ならびに Windows オペレーティングシステムの一部として配布される、MPEG Layer-3 Audio Codec for Microsoft DirectShow(l3codecx.ax)に、バッファオーバーフローの脆弱性があり、特別に細工された MPEG Layer-3 オーディオストリームにより発生する可能性があります。

攻撃者は、影響を受けるシステム上のユーザーを騙して特別に細工されたメディアファイルを開かせたり、特別に細工された Web コンテンツを受信させたりできる場合、この問題を利用して、ユーザーの権限の範囲で任意のコードを実行することがあります。

ソリューション

MicrosoftはWindows XPおよび2003用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?5269ddd3

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 48289

ファイル名: smb_nt_ms10-052.nasl

バージョン: 1.25

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/8/11

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 9.3

Temporal Score: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2010-1882

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/8/10

脆弱性公開日: 2010/8/10

参照情報

CVE: CVE-2010-1882

BID: 42298

IAVA: 2010-A-0107-S

MSFT: MS10-052

MSKB: 2115168