MS10-058:TCP/IP の権限昇格可能な脆弱性(978886)

high Nessus プラグイン ID 48295

Language:

概要

リモートホストには、TCP/IP の実装で複数の脆弱性があります。

説明

リモート Windows ホストにインストールされている TCP/IP スタックは、以下の脆弱性の 1 つ以上に影響を受けます:

- Windows TCP/IP スタックに、無効な形式の拡張ヘッダーを含む、特別に細工された IPv6 パケットを処理する際のエラーが存在します。これにより、IPv6 機能を有効にしていた場合、影響を受けるシステムは応答を停止する可能性があります。Windows Vista および 2008 のデフォルト設定では、これが実際に起こります。(CVE-2010-1892)

- Windows TCP/IP スタックは、ユーザーモードからコピーされたデータを適切に処理できません。これにより、整数オーバーフローが発生し、ローカルの攻撃者は、システムレベルの権限により、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2010-1892)

ソリューション

Microsoft は、Windows Vista、2008、7、および 2008 R2 用の一連のパッチをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-058

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 48295

ファイル名: smb_nt_ms10-058.nasl

バージョン: 1.20

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/8/11

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/8/10

脆弱性公開日: 2010/8/10

参照情報

CVE: CVE-2010-1892, CVE-2010-1893

BID: 42251, 42254

MSFT: MS10-058

MSKB: 978886