GLSA-201009-01:wxGTK:ユーザー支援による任意のコードの実行

medium Nessus プラグイン ID 49098

Language:

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは GLSA-201009-01 で説明されている脆弱性の影響を受けます(wxGTK:ユーザー支援による任意のコードの実行)

wxGTK は、src/common/image.cpp の wxImage::Create() 関数における整数オーバーフローエラーに影響を受けやすくなっています。これにより、ヒープベースのバッファオーバーフローが発生する可能性があります。
影響:

リモートの攻撃者がユーザーを誘導して、wxGTK を使用するプログラムで特別に細工された JPEG ファイルを開かせることにより、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードをリモート実行する可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

wxGTK 2.6 の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=x11-libs/wxGTK-2.6.4.0-r5' wxGTK 2.8 の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=x11-libs/wxGTK-2.8.10.1-r1' 注:これはレガシー GLSA です。影響を受けるすべてのアーキテクチャの更新版が、2009 年 8 月 9 日以降に利用可能です。使用中のシステムは、もはやこの問題の影響を受けていない可能性が高いです。

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201009-01

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 49098

ファイル名: gentoo_GLSA-201009-01.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

公開日: 2010/9/3

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:wxgtk, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2010/9/2

参照情報

CVE: CVE-2009-2369

CWE: 189

GLSA: 201009-01