GLSA-201009-02:Maildrop:権限昇格

medium Nessus プラグイン ID 49115

Language:

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは、GLSA-201009-02(Maildrop:権限昇格)で説明されている脆弱性の影響を受けます

Christoph Anton Mitterer は、maildrop が root として実行される際に、その権限を適切にドロップしないことを報告しました。
影響:

ローカルの攻撃者が、特別に細工された .mailfilter フィルターを作成して、「root」グループ権限で任意のコマンドを実行する可能性があります。注:悪用が成功するには、-d オプションを付けて maildrop を root として実行する必要があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

maildrop の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=mail-filter/maildrop-2.4.2'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201009-02

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 49115

ファイル名: gentoo_GLSA-201009-02.nasl

バージョン: 1.12

タイプ: local

公開日: 2010/9/7

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.9

現状値: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:maildrop, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/9/6

参照情報

CVE: CVE-2010-0301

CWE: 264

GLSA: 201009-02