MS10-068:Local Security Authority Subsystem Service の脆弱性により、権限昇格の可能性があります(983539)

high Nessus プラグイン ID 49226

Language:

概要

リモート Windows ホスト上の Active Directory のバージョンは、任意のコードを実行するために使用できます。

説明

リモート Windows ホストにインストールされている Local Security Authority Subsystem Service(LSASS)のバージョンは、Microsoft Active Directory / Active Directory Application Mode / Active Directory Lightweight Directory Service とともに使用された際に、LDAP メッセージの中の無効な形式のパケットを適切に処理しません。

特別に細工された LDAP メッセージをリッスンしている LSASS サーバーに送信することで、認証された攻撃者が、ターゲットの Windows ドメイン内のメンバーアカウントを持つ場合、バッファをオーバーフローさせ、任意のコードを実行することで、影響を受けるシステムを完全に制御する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-068

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 49226

ファイル名: smb_nt_ms10-068.nasl

バージョン: 1.22

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/9/14

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9

現状値: 6.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/9/14

脆弱性公開日: 2010/9/14

参照情報

CVE: CVE-2010-0820

BID: 43037

MSFT: MS10-068

MSKB: 981550, 982000