MS10-073:Windows カーネルモードドライバーの権限昇格可能な脆弱性(981957)

high Nessus プラグイン ID 49950

Language:

概要

Windows カーネルは、権限昇格の可能性がある複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモート Windows ホストは、以下の脆弱性の影響を受けるバージョンの Windows カーネルを実行しています:

- カーネルでの任意のコードの実行を引き起こす可能性がある、参照カウントの漏洩。
(CVE-2010-2549)

- Kernel-mode ドライバーが、詳細不明なキーボードレイヤーを不適切にロードするために、カーネルでの任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。(CVE-2010-2743)

- Kernel-mode ドライバーが、詳細不明なウインドウクラスデータを適切に検証しないために、カーネルでの任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。
(CVE-2010-2744)

ソリューション

Microsoft では Windows 2003、XP、Vista、2008、7、および 2008 R2 用の一連のパッチを発表しています。

参考資料

https://seclists.org/fulldisclosure/2010/Jul/3

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-073

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 49950

ファイル名: smb_nt_ms10-073.nasl

バージョン: 1.32

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/10/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Critical

スコア: 9.0

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 6.3

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/10/12

脆弱性公開日: 2010/6/30

エクスプロイト可能

CANVAS (CANVAS)

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2010-2549, CVE-2010-2743, CVE-2010-2744

BID: 41280, 43773, 43774

MSFT: MS10-073

MSKB: 981957