MS10-074: Microsoft Foundation Class のリモートコード実行可能な脆弱性(2387149)

high Nessus プラグイン ID 49951

概要

Microsoft Foundation Class(MFC)ライブラリのコンポーネントを通じて、リモート Windows ホストで任意のコードを実行することができます。

説明

リモートホストにインストールされている Microsoft Foundation Class(MFC)ライブラリのコンポーネントは、「CFrameWnd」クラスの「UpdateFrameTitleForDocument()」関数におけるスタックベースのバッファオーバーフローによる影響を受けます。

影響を受けるホストに、ユーザー指定のデータを使用してウィンドウタイトルを設定するために影響を受ける MFC ライブラリで構築されたアプリケーションが存在する場合、攻撃者が、そのアプリケーションを実行するユーザーの権限範囲で、リモートホストで任意のコードを実行する可能性があります。

注意:PowerZip に関連する悪用が公開されています。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?88021359

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 49951

ファイル名: smb_nt_ms10-074.nasl

バージョン: 1.27

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/10/13

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2010-3227

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/10/12

脆弱性公開日: 2010/7/5

参照情報

CVE: CVE-2010-3227

BID: 41333

IAVB: 2010-B-0091-S

MSFT: MS10-074

MSKB: 2387149