MS10-076: Embedded OpenType フォントエンジンのリモートコード実行可能な脆弱性(982132)

high Nessus プラグイン ID 49953

概要

Embedded OpenType フォントエンジンを使用して、リモート Windows ホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモート Windows ホストに含まれているバージョンの Embedded OpenType(EOT)フォントエンジンは、埋め込みフォントを含む特別に細工されたファイルおよびコンテンツ内の特定のテーブルを解析する際に、整数オーバーフローの脆弱性により影響を受けます。

攻撃者は、影響を受けるシステムでユーザーをトリックにかけて、特別に作り上げられた EOT フォントでレンダリングしたコンテンツを表示させることができる場合、この問題を利用して、ユーザーの権限の範囲内で任意のコードを実行することがあります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?10312b23

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 49953

ファイル名: smb_nt_ms10-076.nasl

バージョン: 1.25

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/10/13

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2010-1883

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/10/12

脆弱性公開日: 2010/10/12

参照情報

CVE: CVE-2010-1883

BID: 43775

IAVA: 2010-A-0135-S

MSFT: MS10-076

MSKB: 982132