MS10-077:.NET Framework のリモートコード実行可能な脆弱性(2160841)

high Nessus プラグイン ID 49954

Language:

概要

リモートホストにインストールされているバージョンの .NET Framework により任意のコードを実行できます。

説明

リモートホストにインストールされている .NET Framework のバージョンに含まれている JIT コンパイラは、正しくない評価に基づいてコードを最適化します。

攻撃者が影響を受けるホストのユーザーを騙して、XAML Browser Application(XBAP)を実行できる Web ブラウザを使用して特別に細工された Web ページを表示させることができた場合、この問題を利用して、メモリを破損させ、結果として、現在ログオンしているユーザーまたはアプリケーションプール ID に関連するサービスアカウントのいずれかのコンテキストで、任意のコードを実行する可能性があります。

注意:この問題の影響を受けるのは、x64 ベースのバージョンの Windows のみです。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 の .NET Framework 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-077

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 49954

ファイル名: smb_nt_ms10-077.nasl

バージョン: 1.21

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/10/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:.net_framework

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2010/10/12

脆弱性公開日: 2010/10/12

参照情報

CVE: CVE-2010-3228

BID: 43781

MSFT: MS10-077

MSKB: 2160841