MS10-088:Microsoft PowerPoint のリモートコード実行可能な脆弱性(2293386)

high Nessus プラグイン ID 50529

Language:

概要

Microsoft PowerPoint を使用して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモート Windows ホストは、複数の脆弱性に影響を受ける Microsoft PowerPoint のバージョンを実行しています:

- アプリケーションが PowerPoint ファイル形式を解析する方法で、バッファオーバーフローが存在します。攻撃者がこれを悪用してユーザーを騙し、特別に細工された PowerPoint 95 ファイルを、影響を受けるアプリケーションで開かせることができる場合、任意のコードが実行される可能性があります。注意:Microsoft PowerPoint 2003 Service Pack 3 では、このようなファイルを開くと、デフォルトでブロックされます。(CVE-2010-2572)

- アプリケーションが PowerPoint ファイル形式を解析する過程に、整数のアンダーフローが存在しています。これにより、特別に細工された PowerPoint ファイルを開く際に、ヒープ破損が発生したり、任意のコードが実行される可能性があります。
(CVE-2010-2573)

ソリューション

Microsoft は、PowerPoint 2002、2003 および PowerPoint Viewer 2007 用のパッチのセットをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-088

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 50529

ファイル名: smb_nt_ms10-088.nasl

バージョン: 1.29

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/11/9

更新日: 2022/6/8

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2010-2573

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office, cpe:/a:microsoft:powerpoint, cpe:/a:microsoft:powerpoint_viewer

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/11/9

脆弱性公開日: 2010/11/9

CISA の既知の悪用された脆弱性の期限日: 2022/6/22

参照情報

CVE: CVE-2010-2572, CVE-2010-2573

BID: 44626, 44628

MSFT: MS10-088

MSKB: 2413272, 2413304, 2413381