MS10-091:OpenType Font(OTF)ドライバーのリモートコード実行可能な脆弱性(2296199)

high Nessus プラグイン ID 51163

Language:

概要

このリモート Windows ホストには、任意のコードの実行が可能なフォントドライバーが含まれています。

説明

リモートの Windows ホストには、2 つの脆弱性の影響を受けている OpenType Font(OTF)フォーマットドライバーが含まれています。

- ドライバーが OpenType フォントを解析する際に適切に配列にインデックス付けしないために、リモートの攻撃者が任意のコードをカーネルモードで実行する可能性があります。
(CVE-2010-3956)

- ドライバーがメモリを解放する際に、適切にポインターをリセットしないため「二重解放」状態になり、リモートの攻撃者が任意のコードをカーネルモードで実行する可能性があります。(CVE-2010-3957)

- ドライバーが特別に細工された OpenType フォントをレンダリングする際に、CMAP テーブルを適切に解析しないために、ローカルの攻撃者が任意のコードをカーネルモードで実行する可能性があります。(CVE-2010-3959)

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2010/ms10-091

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 51163

ファイル名: smb_nt_ms10-091.nasl

バージョン: 1.21

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/12/15

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/12/14

脆弱性公開日: 2010/12/14

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2010-3956, CVE-2010-3957, CVE-2010-3959

BID: 45311, 45315, 45316

MSFT: MS10-091

MSKB: 2296199