MS10-096: Windows Address Book でのリモートコード実行可能な脆弱性(2423089)

high Nessus プラグイン ID 51168

概要

リモートホストで、Windows Address Book から任意のコードが実行される可能性があります。

説明

リモートの Windows ホストにある Windows Address Book のバージョンは、外部ライブラリをロードするために使用されるパスを正確に制限していません。

攻撃者は、影響を受けるシステムにいるユーザーを騙して、同じネットワークディレクトリに配置されている特別に細工された Windows Address Book ファイルを、特別に細工されたダイナミックリンクライブラリ(DLL)ファイルとして開かせることができる場合、この問題を利用して、ユーザーの権限範囲で任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?7936f9a2

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 51168

ファイル名: smb_nt_ms10-096.nasl

バージョン: 1.27

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2010/12/15

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2010-3147

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2010/12/14

脆弱性公開日: 2010/8/25

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2010-3147

BID: 42648

IAVA: 2010-A-0173-S

MSFT: MS10-096

MSKB: 2423089