GLSA-201101-03:libvpx:ユーザー支援による任意のコードの実行

critical Nessus プラグイン ID 51533

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは GLSA-201101-03 で説明されている脆弱性による影響を受けます(libvpx:ユーザー支援による任意のコードの実行)

libvpx は細工された VP8 動画ストリーム処理の際、整数オーバーフローの脆弱性に対して脆弱です。
影響:

リモートの攻撃者が、ユーザーを誘導して特別に細工されたメディアファイルを開かせることにより、アプリケーションを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したり、サービス拒否を引き起こしたりする可能性があります。
回避策:

現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

libvpxの全ユーザーは、最新の安定版バージョンにアップグレードする必要があります。
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=media-libs/libvpx-0.9.5' このライブラリに依存しているパッケージを、再コンパイルする必要があります。revdep-rebuild などのツールは、これらのパッケージの一部を特定するのに役立つ場合があります。

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201101-03

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 51533

ファイル名: gentoo_GLSA-201101-03.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

公開日: 2011/1/17

更新日: 2021/1/6

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Critical

基本値: 10

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:libvpx, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2011/1/15

脆弱性公開日: 2010/11/6

参照情報

CVE: CVE-2010-4203

GLSA: 201101-03