MS11-017:リモートデスクトップ接続のリモートコード実行可能な脆弱性(2508062)

high Nessus プラグイン ID 52585

概要

Remote Desktop クライアントを通じて、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートホストにあるバージョンの Remote Desktop クライアントは、外部ライブラリをロードする際に使用されるパスを不適切に制限しています。

攻撃者が、影響を受けるシステム上のユーザーを騙して、同じネットワークディレクトリに配置されている特別に細工された .rdp ファイルを、特別に細工されたダイナミックリンクライブラリ(DLL)ファイルとして開かせることができた場合、この問題を利用して、ユーザー権限範囲で任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、7、2008 および 2008 R2 向けのパッチセットをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-017

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 52585

ファイル名: smb_nt_ms11-017.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/3/8

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/3/8

脆弱性公開日: 2011/3/8

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-0029

BID: 46678

IAVB: 2011-B-0033

MSFT: MS11-017

MSKB: 2481109, 2483614, 2483618