MS11-023: Microsoft Office のリモートコードの実行可能な脆弱性(2489293)

high Nessus プラグイン ID 53380

概要

Microsoft Office を使用して、リモートホストで任意のコードを実行できます。

説明

リモートホストにインストールされているバージョンの Microsoft Office には次の複数の脆弱性があります:

- 外部ライブラリをロードするために使用されるパスが安全に制限されていません。攻撃者がユーザーを騙して、悪意のあるDLLを含むディレクトリのOfficeファイルを開かせることでこれを悪用して、任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2011-0107)

- Office に詳細不明なコード実行の脆弱性が存在します。リモートの攻撃者がユーザーを騙して、悪意をもって細工されたOfficeファイルを開かせることで、これを悪用する可能性があります。(CVE-2011-0977)

ソリューション

Microsoft は、Office XP、2003 および 2007 用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://www.zerodayinitiative.com/advisories/ZDI-11-043/

https://www.nessus.org/u?99232b40

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 53380

ファイル名: smb_nt_ms11-023.nasl

バージョン: 1.25

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/4/13

更新日: 2020/8/5

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 8.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:office

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2011/4/12

脆弱性公開日: 2011/2/7

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2011-0107, CVE-2011-0977

BID: 46227, 47246

IAVA: 2011-A-0045-S

MSFT: MS11-023

MSKB: 2509461, 2509488, 2509503