MS11-028:.NET Framework のリモートコード実行可能な脆弱性(2484015)

high Nessus プラグイン ID 53385

概要

リモートホストにインストールされているバージョンの .NET Framework により任意のコードを実行できます。

説明

リモートホストにインストールされている .NET Framework のバージョンに含まれている x86 JIT コンパイラが、関数呼び出しの特定のタイプを不適切にコンパイルします。

攻撃者がこの脆弱性を利用して、次のシナリオで影響を受けるシステムにおいて任意のコードを実行する可能性があります。

- XAML Browser Applications(XBAP)を実行できる Web ブラウザを使って、特別に細工された Web ページを表示するよう、影響を受けたホスト上のユーザーを騙す。

- 影響を受けたホスト上に、悪意のある ASP.NET アプリケーションをホストするようにアップロード。

- Windows .NET アプリケーションにおける Code Access Security(CAS)制限のバイパス。

ソリューション

Microsoft は、Windows XP、2003、Vista、2008、7、2008 R2 の .NET Framework 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2011/ms11-028

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 53385

ファイル名: smb_nt_ms11-028.nasl

バージョン: 1.19

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2011/4/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:.net_framework

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2011/4/12

脆弱性公開日: 2011/4/12

参照情報

CVE: CVE-2010-3958

BID: 47223

MSFT: MS11-028

MSKB: 2446704, 2446708, 2446709, 2446710, 2449741, 2449742